フロン排出抑制法に基づき、業務用エアコンには法定点検が義務付けられています。
法定点検には、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。
今回は、業務用エアコンの法定点検にかかる費用について解説いたします。

▼業務用エアコンの法定点検にかかる費用とは？
■簡易点検の場合
3カ月毎に行う簡易点検の費用は、基本料と1台当たりの点検料です。
具体的に例を挙げて見てみましょう。

業務用エアコンを10台使用しているとします。
基本料の目安は1万円程度、1台当たりの点検料はおよそ2000円程度です。
このケースでは業務用エアコンの点検料の合計が2万円、これに基本料の1万円をプラスして合計で3万円です。
簡易点検は3カ月毎に行う必要があることから、年間にかかる費用はおよそ12万円程度です。

■定期点検の場合
定期点検は、「冷媒フロン類取扱技術者」の有資格者が行わねばなりません。
そのため、定期点検の費用は台数によって変わります。
こちらも例を挙げて見ていきましょう。
業務用エアコンの台数が1台から5台までの場合、1台あたりの点検費用は15,000円程度です。

オフィスに5台の業務用エアコンがあるなら、法定点検にかかる費用は75,000円です。
さらに点検費用に加えて、点検記録簿の作成代金がかかります。
こちらも1台ごとに必要で、作成代金の目安はおよそ3,000円程度です。
定期点検の実施は、規模に応じて1年もしくは3年のどちらかにわかれます。

▼まとめ
業務用エアコンの法定点検の費用は、簡易点検と定期点検で異なります。
台数や費用の計算の仕方も違いますので、 詳しいことは専門業者に尋ねるのがおすすめですよ。
弊社は広島市を拠点に、業務用エアコンの工事を行っております。
業務用エアコンに関することは、弊社にお気軽にご相談ください。